田島ハルコさん主催のあの伝説のイベント、新春コニャンニャンショーから一ヶ月もたたずして早くも待望の続編が帰ってきた……
武蔵小山スタジオハコスにて、おかしもジュースも飲み放題という最高のおもてなしの中、コニャイベ2が、幕をあける……!
入り口の看板
………最高…
スタジオハコスの中のようす
第一部はニューウェーブカス動画祭PART2
前回絶賛大好評となったニューウェーブカス動画祭の続編だ!
メンバーは
ハルコさん
ニューウェーブ音楽家の小川さん
ニューウェーブに造詣の深いヤミニさん
そして今回は新たにKCD_HRAKさん(PRE//SILENTNOISE主宰者。RECORDer編集長。)
を迎え、さらにディープなカス動画祭となった。
はい、しかし、到着したときには既に開始15分…毎度の遅刻。。
話題は、ニューウェーブの歴史的背景に及んでいた。
入室して、すぐの小川さんの発言
「パンクが出てきた1976年。セックスピストルらパンクには政治的背景があった。ポジティブパンクはどちらかというと、政治的関心がない人たちのニューウェイブって感じですね。ポジティブというのはメディア側が勝手に呼び始めた呼称で、別に内容がポジティブなものであるかといとそうじゃなくて、歌詞は非常に内省的なことをうたってます。」
……ポジパン??よくわからない…
というか、そもそもニューウェーブが何かすらよくわかってないんだった…
ウィキペディアをみるもよくわからん…
http://ongakuiroiro.doorblog.jp/archives/cat_1188350.html
おっ、ニューウェーブの概念的な説明がちょっとあるな
「パンクはそれまでの因習や音楽のシステムを壊して、若い人達は何をやってもいいんだと気づいて、ここからパンクに触発された自分の表現をやろうということでいろいろな事をやり始めたのがニューウェーブである。サウンドスタイルで括るとなんでこれとこれが同じなの?ということになるが、パンクの影響で解放されて自分の音楽をやりはじめた雰囲気というか気分がニューウェーブというジャンルを形作っている。」とある。
パンクからニューウェーブの動きをもっともよく表しているのが、セックスピストルズのボーカルであったジョニーロットンが本名のジョンライドンに戻って結成したのがパブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd)
www.youtube.com
めっちゃいいな…。セックスピストルズ……ジョン・ライドン…めっちゃきいたころあるけど、全然知らない……やばい?? だって知らないんだもん。 てか、なんか、顔も歌い方もめちゃくちゃマシュ・べラミー(MUSE)だな…
あっ、というか、日本のニューウェーブバンドって誰なんだろか
ウィキによれば
YMO、ヒカシュー、P-MODEL、ムーンライダース、オート・モッド、Phew、プラスチックス、有頂天、電気グルーブ、シーナ&ザ・ロケッツ、ヤプーズ(戸川純)、町田町蔵、BUCK-TICK、
<後継者>POLYSICS、SUPERCAR、VOLA&ORIENTAL MACHINE、ロマンポルシェ、BEATCRUSADER、ZAZEN BOYS、一風堂、the telephones、藍坊主、アーバンギャルド、LArc~en~ciel
らしい。へ~~ 確かに”サウンドスタイルで括るとなんでこれとこれが同じなの?” 感ある。そしてニューウェーブってわりとメジャーどころなんじゃん…。てかおれニューウェーブ好きなんじゃん~
ポジパンについて調べてみたが、よくわからない。ただ、
http://ongakuiroiro.doorblog.jp/archives/cat_1188350.htmlにもあるように
ゴス(ゴシック・ロック)とポジティブパンクはだいたい同じ、みたいだ。
ゴシック・ロック(ゴスロック、ゴス)は、うぃきぺでぃあによるとイメージの通り、「暗いテーマと、ゴシック・ホラーやロマンチシズム、実存主義哲学やニヒリズムといった知的なものを扱う」音楽ジャンルのようだ。よくわからんね~……てか、そんな音楽あるのか??
とりあえずポジティブパンクはそれと同じらしいので、ポジパンは暗くて知的な音楽のようだ。それがなぜ、ポジパンと呼ばれるているのか、呼ばれるようになったのかというと、 ハードコアパンクがあまりにも破壊的で暴力的すぎてネガティブすぎたため、当時のイギリスの音楽誌がもっとポジティブな音楽を持ち上げようということで、ポジティブパンクというムーブメントをでっち上げたものであるらしい。この当時出てきたのは、化粧をし、耽美的な暗いロックをやっている人たちであり、歌詞を含めて彼らの音楽にポジティブな要素はないけど、でっち上げて無理やりなぜかポジパンと呼んだ。らしい。
これらのバンド・シーンに影響を受けたBUCK-TICK、X、筋肉少女帯、黒夢等が後に登場したが、これらのバンドの多くが本流のゴシック・ロックとはあえて異なる音楽的アプローチ(ヘヴィ・メタル、ビートロック、プログレなど)をとったことで、日本のゴシック・ロック受容は錯誤された。またこれらのバンドが(本人たちの思惑はさておき)ヴィジュアル系の元祖とも位置づけられる存在であったからか、「ゴシック・ロック」と「ヴィジュアル系」との混同を招くこととなった。「ポジティヴ・パンク」というあいまいな呼称をされたようなラフでダークなサウンドは、日本の歌謡曲など異質の要素を取り込んだ現行の「ヴィジュアル系」とは似ても似つかないものである
だそうです。
パンクから派生し、抑制された非政治的、内省的なニューウェーブでありながら、そこから派生したビジュアル系とも一線を画す、耽美的な暗い知的なロック がポジパン…?
よくわからなかったですねーすいませーん。
この話の流れで動画が紹介されていったので、たぶん次の曲がポジパンにわりと属してくるのだろう。
<一曲目>
一見、演奏はギターベースドラムとしっかりしている。ギターソロも普通にかっこいいし。わりと普通にカッコいいロックだなというのが正直な感想ではあるが、どこか、抑制された暗い感じがある。
( 田島さん)
「なにが着眼点なのかわからない方が多くいらっしゃると思うんです。前回のカス動画に一曲目を流したときのとまったく同じ空気が押し寄せている気がします(笑) ただ、なんというか、わりと普通にロックが好きな人って、こっちよりのものにたいしても許容できるところがあるというか、普通にかっこいんじゃないの??という感じで抵抗感がない気がするんですよね。
ところで、 これ…画面見ててわかるとおもうんですけど再生回数、357回のうちの一回っていう(笑)」
(小川さん)
「この人たち、まず、ネットで調べてもぜんぜん出てこないですよ。これも誰にも注目されずに終わった80年代のジャパニーズハードコア。ただ、80年代のジャパニーズハードコアには、海外のマニアが多くてこういう動画がいっぱいアップされてて、この動画もその一つ。海外のマニアは、こんな誰も知らない曲まで掘り下げちゃうんですよ。調べに調べて、こういうバンドにもいいところがあるなと感じアップロードまでしちゃう、そういうなんていうか優しさみたいなものがあるんですよ」
前回同様たびたび小川さんが口にした、一時代前の人や、ロック好きな人、外国人、彼らに共通する”優しさ”。
逆に言うと、我々現代人の音楽に対する冷めた不誠実な姿勢といってよいかもしれない。
知らない国のマニアックな音楽を
youtubeにアップするなんてすごすぎますね…!
まず、ほとんどの動画がお互い初めて見たようで(笑)、お互い手探りな感じで会話が展開していく
ここで、田島さんの口から今日のキーワードとでもいうべき言葉、”音のわだかまり”が飛び出す。
(田島さん)
「これ、音的に
ニューウェーブなのか?っておもう人が多いとおもう。ギターベースドラムはしっかりしているし、ビジュアル系のルーツな気がして結構聞きやすいと思うんです。音的には
ニューウェーブ的じゃないかもしれない。…そうなんですけど、なんかときたま…なんていうか……
音がわだかまる感覚があるんですよね。
アーバンギャルドじゃないけど。なんていうか、
毛糸が絡まった玉が投げつけられたような感覚というか(笑)、非常にそこが
ニューウェーブ的である気がするんですよ。
共感覚っぽい話で申し訳ないんだけど。しかもカラフルな毛玉…」
「そうですよね、演奏としては実は、ちゃんとしてるというかタイトだなって思う。ギタードラムベースもちゃんとしてるし。自主製作のわりにはしっかりしてるんです。
そのうえで、田島さんが今いった、毛糸がからまった感じ…ですか?(笑)
なんていうか、もや~~とした、いや~な感じなものが、音と音の間から漏れてくる嫌な空気感がある。それがあると思うんです。だけど、毛糸っていっても、僕は、カラフルじゃなくて、黒と白しかないと思うんですよね…笑」
(田島さん)
「とどめ色というか(笑)、
コントラストの強い黒と白の中に、とどめ色っぽい色が、混ざってるいる感じというか、そういう意味でカラフルって言いました(笑)。また
共感覚っぽい話していますが。
でもそうなんですその、
もや~~とした、嫌な空気感ですよね(笑)それをわだかまり、と表現していいのかわかりませんが、そこにニューウェーブ性があると思うんですよね。 」
ヤミニさん
「わだかまり…ですね!今回のキーワードかもしれないですね(笑)カラフルだとか白黒だとかは、要はあとは感覚の話だと思うんですよ。ただ、田島さんが言うわだかまりがあるのは共通してると思うんです」
田島さん
「そうなんですよね。私、10年ぐらいニューウェーブしか聞いていないので、音楽というものを聴くときに、広くロック的なものを聞いていた人の着眼点と違う気がするんです。”個々の演奏がどうなのかといった技術的なものをみる”人が結構多いと思うんですけど、そうじゃなくて、(共感覚的な)わだかまりとかもや~といった共感覚的(にしかうまく表現することのできない)質感、を見ていると思うんです。時代の記号的な部分ではなく普遍的なものを共感覚的に見出していく感じというか」
<2曲目>
次は、デカダンスな退廃的な、ビジュアル系のはしり、88年フランス
Jad Wio - You're Gonna Miss Me (German TV 1988)
動画を見始めてすぐに、ん??あれ?、このひとたちわ…笑、出た……となった。
第一回カス動画祭にて紹介された、(
ニューウェーブカス界の黒B’z:ハルコさん談)Jad Wioという二人組であった。
第一回で紹介されたのがこれだ。
本人たちはまじめにやっているようだが、動き、スタイル、歌い方、まゆげ、全てにおいて、こちらをわらかそうとしてやってるとしか思えない…。かなり破壊力のある爆笑動画
www.youtube.com
いえっ、いえっ! …じゃねーよw。 天才……
今回紹介されたPVは、ボクシングジムのような場所で鏡に向かっての相変わらずの謎のノリ。
しかも絶対にかっこいいとおもってやっている…。
ひたすらベンプレ、サンドバックで遊ぶ。謎の棒で遊ぶ。謎の笑み…
フランスの黒B'zは相変わらずすごかった
ちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅく
ヤミニさん「
これもわだかまりですよね笑。あと、そして、まず音だけ聞いてたら、誰しもこの服装とか雰囲気が、思い浮かばないと思うんですよ。このズレですよね。しかもこれをかっこいいだろって堂々とやるわけです、この服装、格好じゃないとできないんだみたい感じで。本人たちはまじでやってるけどどうみてもおかしい、ズレてる。このズレがニューウェーブだと思うんですよね」
ヤ「しかもこれがいま再結成してやってるみたいんですよ。」
田「マジですか!?笑」
最近再結成してるわりと最近の映像
タンバリンもって、もうなにがなんだかわからないが相変わらずおもしろい。
ちょっと見た目とリフ?がシステムのダロンっぽくなってきてるようなきもする
<三曲目>
極楽蝶 (鬼狂門) 1986
ポジティブパンクの流れでできたバンドらしいのだが、相貌は歌舞伎っぽい白塗りのボーカル、
トラディショナルな感じであるが、途中のギターソロがカッコいい。
「ハードコア日本の向こうのムーブメントより遅れてくると思うんですよ。日本って、ソドムがいい例だとおもうんですけど、 ハードコアパンクをうやっていたのが80年代の半ばぐらいになって急に
ポジパンに変化していったってのがありますね。」
(田島さん)
「いままでみてき2曲はどれも80年代の中から後半なんですが、NWは70年代後半なんですよ。遅れて出てきてるはずなのに、逆にトラディショナル、あかぬけてない感、ドメスティック性があるんですよね」
(小川さん)
「なんていうか、Xジャパンもモブスも ゴクラクチョウも当時はバラエティ番組に出ることができたと思うんですよ。
いかに当時の音楽カルチャーが広く大きかったかというか。
海外からのパンクとかロックとか影響+
松田聖子とかメインのポップスがぐちゃぐちゃにまざることによってこういうものができてった感じがするんですよね。」
田島さん「確かに…なるほど」
<4曲目>
(田島さん)
「では、軌道修正というか、ちょっとお口直しも兼ねて
、ニューウェーブカス要素のだいたい全てが入っている前回の動画を見てみます!」
当時の彼らの年齢は10歳から14歳。
インタビューアーに対して、逆切れし突然感極まって泣き出す(笑)、世界に望みはあるか?という質問に、望みはないね、どうすればいい?とくにわかんない、リーダーを殺したりするしかないのかなブラッドニュ~ス、とおどけてみせる。最後は「のーまんすけいつ!」という少年たちの謎の連呼で和やかに終わるが、ポリティカルなもの、それを超越した強烈なパッションにインタビューアーも脱帽だ。
少年達のパフォーマンスから溢れ出る初期衝動はすさまじい。
彼らの中には、シューゲイザー・シーンに深い爪痕を残したレジェンド・バンド (らしい)であるMedicineのリーダー、Brad Lanerが在籍している。(その後Jim Goodallも加入する)。
一見インタビューにて目立っているボーカルに耳打ちしている彼が Brad Lanerであり、バンドの中心人物のようだ。
とにもかくにも、彼らのルール無視のぶっ飛んだライブパフォーマンスは10〜14歳の少年によるもを遥か越えてしまっている。
ヤミニさん「勘違いのさいたるところですね。ギターもなければベースもいない、ドラムもちゃんとしたセットがあるわけではない。それでもここまでやってのける精神性。いわゆるガキのときじゃないとうまれないんじゃないですかね。本人たちはスタンダードなロックをやってるつもりかもしれない。俺たちにはこれしかねーからやるしかないんだ…みたいなせっぱつまった感じ」
田島さん「ひねくれてないのがまたいいですよね…。本当に何度みても感動ですよ、私は。。」
<5曲目>
( 小川さん)
「中田ヤスタカさんのおかげで、テクノポップというのが、世間に通用するようになったと思うんですけど、当時のDIYテクノというのがここまでしょぼかったんだ、っていう動画ですね。でもね、たとえば、中田ヤスタカがこれ作れるかって行ったら作れないと思うんですよ。これ、ボーカルの彼女が全部自分でやってるんだけど。あと、彼女、(グラトーン?っていう)本当はめちゃくちゃかっこいいバンドのメンバーなんだけど、全然その面影がない。これ、めちゃくちゃ適当です。」
(田島さん)
「ほ~~……。。すごい。なんていうかこの女の子が、歌って、トラックも作って、サックス、全部やってるんですよね!? 素晴らしい…。まさににゃにゃんがぷさーんみたいな感じですね」
(小川さん)
「にゃにゃんがぷーさんは、なんていうか感触として、からっとしてるというか。しめったところがない。
中田やすたかが作るジメッとした、ゴージャスな感じはなくて、カラッカラに乾いてる」
(田島さん)
「そうなんですよ、わたしもかっさかさ派なんです!また、
共感覚的な話になっていますが、音楽のジャンルをカテゴリーや時代で見てるんじゃなく、かさかさか、ウエットか?で見たときに、私やにゃぷさんは、かさかさ派なんです!」
(ヤミニさん)
「どこまで
共感覚で伝わるか、伝えることができるかだと思うんですよ。10人いれば10人の
ニューウェーブがあるわけで」
(田島さん)
「そうなんです!ニューウェーブって細かいジャンルわけとか好まない音楽だと思うんですよ。
私この音楽聞いたとき、85年って聞いてびっくりして…どうみても70年代の質感なんですよ、でもそういうことが往々にしてありえるのがニューウェーブだと思うんですよ。年代やジャンル、国とかで考える危険…というか、そういうのを無視して、かさかさとかガビガビか?それぐらいの気構えで見ていったほうがいいんじゃないかって気がするんです笑」
小川さん
「にゃにゃんがぷーは、2015年の今、リアルで、乾いた感じの音楽をやっている。テクノポップ…っていっていいのかわかんないけど、そういうのをリアルでいまやっっているという強力さがあると思うんですよ。自覚的か無自覚的かは置いておいて。」
田島さん
「しかもそれを、IPONEで作ってるんです。それでいて、にゃぷさんには機材とか使っているもののオーラがないというか、時代性とか使っている機材とか、間に入ってるはずのものが抜け落ちてる、歴史の文脈から抜け落ちてる音というか。私も常にそうでありたいんです。この動画の人もそうだと思うんですよね。」
<6曲目>
(ヤミニさん)
「クラフトワークが出てきて、YMO、いわゆるテクノポップというのが出てきて、当時の王道のロックの人たちは反対したわけですよ。テクノは音楽に感情がないと。まったく感情の発露がないというか。その真骨頂でね。
個々の人間性を排除していく。だけど、なんていうか、無があるって感じなんですよ!」
~ここらへん大事なこと言ってたっぽいんですが聞き取れない~
「いきなりシンセが出て来て、平均的に音を出せるようになったというか、そのせいで乾いたグルーブ感がなくなっていったのかもしれない、って思うんですがその点についてはどうですか??」
ヤミニさん
「それでかいと思うんですよ!!はじめからいろんな音がだせるものがあると、それ一つで賄えちゃうんですよ。
当時だと、一から音をつくらなくちゃいけない。音を一つ出すのにも苦労がある。
でもだからこそ、デタラメで、たまたまかっこいいものもできてしまったりしたんです。」
小川さん
「デペッシュモードなどのインタビューを紐解くと、当時アナログシンセサイザーのつまみの配置を全部メモして、ライブごとにそれをリアルタイムでやんなきゃいけないっていう苦労があったんですよ。
今、エレクトロミュージックをやろうとした場合、最初からパソコンに何でも入ってるわけですね。
今のコンピューターゲームが全部実写に近い状態になってるのと同じように、最初から想像力が補完されてしまっているんです。
だからね、今
テクノポップをやりたいなって思う人は
パソコン買うのをやめて、なんもできないシンセサイザーでゼロから始めたらいんじゃないかな(笑)」
田島さん
「確かに笑。でも、わたしは曲、全部パソコンで作ってますね(笑)。そういう意味では、ずるしてる笑。ただ、あらかじめ作られた音色を使って、いかにさっき言ったカサカサな感じを出すかというのをやっていて、だけどそれってわりとちょろいもんだと思っててるんです(笑)ずるしかしてないのに、小川さんに褒めてもらっていいのかなって感じなんですが…!
強引にダイナミズムを作り出しているというか。だけど、そこから抜け出そうと昔の人たちはしていたと思うんですね。そういうスタンダードなやり方じゃなくて、あくまで飛び道具としてディレイとかモノトロンとかをねじ込んで、オケが流れてるのを少しでも忘れさせようとしてます(笑)」
「小川さん周辺の人たちって、
政見放送、ゲタゲタとか、るるる菌とか、REMOとか、こういう方たちって自分の素の感覚そのままでやってると思うんですよね。そこにあるものでやってるというか……そして、なぜか女の子が多いんですけどね(笑) 彼女たちをぜひ見に来てほしい」
小川さん
「何使ってもいいとおもうんですけど、その人の個性が出てたら面白いなって思うし。音楽が、機材に使われてるなって感じたら誘わなくていいかなってなるし、マニュアルどおりにやってるなら一緒にやらなくてもその人が好きでやってるわけだし、いいかなってなるんですよね」
田島さん「そうなんですよ!!」
田島さん「そろそろ時間となってきましたが、何かおっしゃいたいことありますか?」
小川さん
「何かしらの個性がはみ出してしまって、普通の人が見たらちょっとひくな、気持ち悪いな、ちょっと関わりたくないなっていう音楽作ってる人に声を掛けれたらいいな、世間に広まっていったらいいなって思ってますね」
「ライブハウスに行って、全部普通のロックバンドだったら、あんまり変わったことやってないんだなってなっちゃうと思うんだけど、これで満足していいのかなってのがあって、
シャンプーハッツみたときも、あ、これは全然違う!って思って声かけて、ふくらんで今こういうこともやれているわけだし。やっぱかっこいいストレートなロックをやってる人だけがもてちゃうのがつまらないなってのがあって、少しでもそういう音楽があるということを気にかけていただけたらいいなというのがあって、ちょっとあえて
ニューウェーブって言ってます。言わないと誰も来てくれないというか(笑)
だけど、わりと知らない人たちが、ニューウェーブっていうのがあるんだ!って意識してくれるようになってきてる気がするんで、もうちょっとがんばろうかなって思ってます」
ヤミニさん
「楽器がなくても、人がいなくてもニューウェーブって、音楽って、やれるんですね。だから、みなさんそれぞれニューウェーブを始めてみたらいいと思うんです。自分で始めるのがめんどくさい人は、近所のガキをそそのかしてやってほしいです!」
田島さん 「はい、それでは、みなさん、ありがとうございました!!」
「あと、無料のお菓子とドリンクがあるんで、食べないと死刑なんでよろしくお願いします!」
今回のカス動画祭も、過去の動画に浸るノスタルジックなイベントなどでは決してなかった。
ニューウェーブは絶対面白い!と、strangeで潜在的な何か、を諦めまいとする方たちが、機材とかジャンルといった時代性に縛られずに本質を追求しようとしている音楽家たちが、今はなき、過去の名もなきニュー
ウェーバーたちの誠実で純度の高い熱量にシンパシーを覚え、時代を超えてその熱を受け継いでいこうという試みなんだと強く感じた。 今、ここに、確かに
ニューウェーブは生きているのだ。
<第二部>
にゃにゃんがぷーさんとテレビ電話のコーナー!
( にゃぷさんからの受話口からはNUMBER GIRLが流れてる)
前回のにゃにゃんがぷーさん のポーズ (写真:南阿沙美さん)
以下、田島ハルコさん=田 にゃにゃんがぷーさん=にゃ で表記させていただきます…。
田「それではAMラジオっぽい感じでドシドシいきますよ!」
にゃ「はい!!」
田「ラジオネーム
調布市 54才 有給休暇は品切れ中さんからからの質問!!大変クオリティの高い質問がいっぱいきてます!」
田「ドリフでは誰が好きですか?」
にゃ「えーと…いかりやちょうすけです!」
田「お寿司はなにからたのみますか?」
にゃ「お寿司はボイルエビのさび抜き、締めはケーキを頼みますね。」
田「おっ!それはうちのバンドのポシもそうなんですよ~」
にゃ「あぁ…やっぱり!」
小川さん「え?じゃあ甘エビはどうなんですか?」
にゃ「甘エビは食べれないです…。独特なあまさが無理ですね…」
田「そうなんですよ、世の中には、一定数、ボイルエビの熱烈な支持者がいるんですよね。」
「もしかしてにゃぷさんは生ものとかあまり食べれない派ですか!?」
にゃ「はい、あんまり生ものとかは食べれません!いくらとエビくらいかな。寿司は「好きな外食」ですが、カルビとか好きだったりしますね笑」
田「はい、では次の質問です! かかりつけの医さんのエピソード話をお願いします。ちなみに興味があるのはかかりつけ医さんに対する人間観察の部分です。という…非常に難しい質問が来てますが…笑>
にゃ「 えーと……難しいですね…笑 …あっ、かかりつけ医の方は東北出身で、なまりがまだぬけない感じで…さらにコニャンニャン男性なんですよ…!」
田「それは、素晴らしい!でもそれ、ちょっとあざといですね…!」
田「やー、それはコニャンニャンですね…。ちなみにコニャンニャンとかがそういうのわからない人は置いていきますので笑い、ご了承お願いします!次の質問に行きましょう笑」
松ケンってめちゃくちゃコニャンニャン男性、もちもち男性だよなぁ…
田「次の方も非常にクオリティの高い質問をおくってくれました。ラジオネームがないので勝手につけますね。ラジオネーム、どうしよっかな…
twitter名でいいか、マOOOさんですね…ラジオネームっぽいですね。 (ww)
にゃにゃんがぷーさんへの質問です。僕は自他共にみとめるいい人なんですが、いい人過ぎてかもられたり好きな異性に男性としてみられなかったりで、嫌になることがあります。いい人をやめるタイミングがわかりません。 にゃにゃんがぷーさん!いい人をやめるタイミングを教えてください。」
にゃ「お~~、ラジオっぽい質問ですね~~!笑」
田「ラジオっぽいですね!自他共に認めるいい人って自分でいってしまう、お前何なんだ……(笑)、という感じで、つっこみどろ満載の素晴らしい質問ですね!」
にゃ「笑 …いい人をやめるタイミング……いい人をやめなくいんじゃないですかね…!」
田「んー…でも、彼はいい人でこまってるんです!笑 …まぁでもいい人をやめる、ってことと違うと思うんですけどね…!他人に気をつけろ…ってことじゃないですかね」
にゃ「笑」
ハル「あっ、私が答えてしまいました…笑」
にゃ「いい人でありつつも自分が巻き込まれるタイプだということを自覚を持って注意深く生活をすればいいんじゃないでしょうか!」
田「素晴らしい答えをいただきました!!次の質問です笑」
田「男に生まれ変わったらやってみたいことはなんですか??」
にゃ「うーん……なんだろう……うーん…ロックバンドを組みますかね…」
田「お~~、組みましょう!!どんなロックバンドを組みますか?」
にゃ「コテコテにキャラクターをつくりこんで、虚像を演じ、カリスマに…ロック界のカリスマになります…ね」
田「おー!なりましょう!笑」
田「結びましょう!笑」
にゃ「むすびます」
田「神奈川県在住の、OOちゃんさんからの質問です。習得男性の直近の行動を教えてください!
にゃ「…直近ですか…仕事中にウトウトしてしまって上司から咎められてる、ことです」
田「あ~、あざいとですね…」
にゃ「あざといです。。」
田「男性になったらあざとくなりたいですね…」
にゃ「なりたい、なりたい…」
田「いただいたメールからは以上となります。 それでは、何か会場の方から質問ありますか??
……ないよなー…聞かなきゃよかったな~。にゃぷさんにはみえてないのでわからないと思いますが、こちらはかなりあれな感じです」
にゃ「なるほど!笑」
小川さん「じゃあ俺がピンポイントで、聞いてみようかな!ここの会場のいいところはマイクコードがめちゃくちゃ長いんですよ!」
田「長いんですよ!やってみましょう!!!!」
小川さん「じゃあそこの金髪の女性に!」
(お客さん)「にゃんやんがぷーさんの代表曲といえばニューもち太郎ですが、にゃんやんがぷーさんは、もち太郎は、お菓子の中で、何番目ぐらいにすきですか?」という想像以上のクオリティの高い質問…!!
にゃ「……12番目ぐらいです!!」
田「…12番目だそうです!!笑 ありがとうございます、それではゲストのにゃにゃんがぷーさんでした!!」
<田島さんライブ>
全身ピンクハウスで、血だらけになってアロハ!!で一気に
トップギア…!今日も本当に最高だったなぁ……。田島さんのライブはパフォーマンスも曲もほんとどんどん凄まじくなっている…
<本日の田島ハルコさんのせとり>
血だらけになってアロハ(しずる館水野しずが選ぶ田島ハルコの名曲ランキング1位)
Yeah! めっちゃホリディ
死のピザ
新曲
女の話題
新曲
天丼(水野しずランキング2位)
おすし食べ蔵
(risaripaさん撮影)
田島ハルコさんの代表曲のひとつ「天丼」を勝手に貼っておきます。
www.youtube.com
四曲目にやった女の話題という新曲が個人的に激好きなので勝手にこれも…
soundcloud.com
シブカル祭の田島ハルコさん わりと長めな動画が最近ないんだな…
www.youtube.com
こうして立春コニャンニャンショーは大盛況の内に幕を閉じました!
ずっと聞いていたかったなぁ。 諸先生方のみなさん…本当に本当にありがとうございました!!
明日はシャンプーハッツ、小川さん、にゃにゃんがぷーさんのライブだ~~
にゃにゃんがぷーさん。伝説のイベント、シャンプーハッツの体育の日、にて。
初披露の試食魔のカバー沁みる
おわり