コニャンニャンショーがはじまりはじまり~~
我らが田島ハルコさん
(すいません冒頭の記憶がないので、いきなりはじまっちゃう感じです…。
というか会場出る瞬間に、コニャンニャンショーに来たお客さんは全員記憶をハルコさんに消去されたらしいのだ…。
せっかく楽しみにしていたのに…ひどい。。 しかし、俺はそういうこともあろうかとメモメモしていたのだ~ わーはっはっは)
(写真家、南さん撮影)
まずは、田島さんの
「世の中のニューウェーブの認識=80年代に流行した1つのムーブメントであった、として片付けていいのか!?」
というつよい問題提起で始まります!
……それについてはまだ少し続きの話があった気がしますが覚えてません。。
すいません、さっそく流していただいた曲です!!
日本ニューウェーブバンド、8・1/2(ハッカニブンノイチ)でシティー・ボーイ。
「上っ面しか舐めねぇくせに 平和なもんだぜCityBoy!」
最初の語りがいい… w
87年ドイツのバンド New Production goes to Munich(ミューニッヒ)
これもかっこいい曲だけど、二人のキレのある、ヤバ対照的動きは何度見ても飽きない…
ここからなんというか、ヤバさが一気に加速…!ナーバスジェンダー…! ※ しげき強めです
しかし、なんとなくのイメージと違い、出身は意外にもアメリカロサンゼルス
Nervous Gender - Live At The Target
これは全部やばい…激やばサイレンっぽい感じの不気味な音がのた打ち回り、ガリガリ蒼白なヤバイ動きのボーカル……
途中からじゃっかん放送禁止レベルのシーン
でも…めちゃくちゃかっこいい…!!
そして色んなヤバさを中和している?のかなんなのかわからないが
子供のドラマー…!!
田島さんが言うように、まさに、ただの、「野生の子供」!!!笑
このワンパク・ドラムに一同爆笑だったが(というか常にウケていたが)、以降の動画ショーでも中学生とかががんがん出てくるのだ…これには本当にびっくりだった。
4曲目、さっきよりポップだがこれまた面白く、めちゃくちゃかっこいいノイジーでパンクな曲。
www.youtube.com
そしてまたまた明らかにそこらへんにいそうな「野」な子供が窓から上半身出してドラムを叩く姿に阿佐ヶ谷LOFTは爆笑の渦に…!
だが、その後もムースみたいなのをお互いにかけあいまくるボーカル、(地味にかなり面白い髪型のベース)らが、車の周りで謎に”めちゃくちゃ楽しん”でおわった!なんじゃこりゃあ。。
だけどめちゃくちゃカッコいい!!
演奏の上手い下手は自分にはよくわからないけれど、例え明らかに「うまく」ない人がいたとしてもそんなの関係なく、曲はほんとカッコよかった…。「うまさ?かっこよさ?どうでもいい、楽しい 楽しいじゃん そして俺たちは本気だ」みたいにバンドに言われて…さいこ~!ってなっちゃうような感覚が、カス動画祭中に何度もあった。
それでいて田島さんがいうように、要になるような、めちゃくちゃうまい、かつ、すごいパートの人間が中心に必ずいる
次の曲も、完全に子供…笑、なのにかっこいい
Die Egozentrischen 2 - Computerschlagzeug
それでは、
ニューウェーブは、音楽の歴史の中で固有の特徴を持っているのだろうか?
同じコミュニティー、ただの子供、友達、兄弟などで組んだまさに「近所」で結成されたような、すげーニューウェーブ”カス”バンドが、動画祭では次々と紹介されていった。
メインのシーンに出てくるような商業的に成功しているバンドは、演奏がうまくかつクリーンでバランスの取れたパート構成のバンドの比率が多いであろう。だが80年代に巻き起こったニューウェーブは、強烈な才能と、後は、有機的な共同体としての”それなりの”ご近所パワーで形成されるバンドが頻出していたようなのだ。
自分はメモそびれていたが、
「ニューウェーブは貧乏人のアイデア料理」というヤミニさんの至言があったようだ。
そして、小川さんは、ニューウェーブ的な動きには、「その人が持っているstrangeな部分が出る」と仰っていた。
田島さんも「こいつしかもってない固有の”身体性”」がある"と。
「例えばロックの動きは、どこか過去のものを”マネしている”ところがある。本人がやりたくてこうなったわけじゃない」。そこには継時的「連続性があり、”潜在性がない”」と。
ガリガリで、顔色がだいぶわるい男が、"変だけどヤバい"動きで演奏する。それはstrangeだが、確かにカッコいい、なんか、すごい。
ニューウェーブの動きには、より固有で、潜在的な、より本源から湧き出るような身体性が発せられている、ということかもしれない。
コニャンニャン概論の
集合的無意識ともここらへんが繋がってきそうだ。(たぶんそう仰っていた)
そして「("暴力"のイメージがある)パンクの本質は、むしろマッチョイズムの否定。いじめっ子に、俺たちライブやるから聞きにこいよ!って言われたらムカつくじゃないっすか。」と、小川さん。
ロックが権威にマッチョ的に反抗するものだとすれば、より本源からの”暴力”がニューウェーブのパンク性なのかもしれない。
「パンクとかやろうとしたら間違ってこうなった、好きにやりたくてやった感がニューウェーブ」
<12曲目 >カスの本質、カスの定番、王道。だそうです
田島さんいたく感動しておられた Earth Dies Burning…
Earth Dies Burning on New Wave Theatre 1982
Earth Dies Burning… and We burn to die
誰かが「歴史に残らなかったものをみてほしかった」と仰っていた。
流行に乗ったほうが、手っ取り早く歴史に加わることができるのかもしれない。楽しくてやったもの、好きでやったものは、大衆には受け入れられずらく、売れずらいのかもしれない、そしていくつもの熱量を持ったバンドたちが80年代に生まれては消えていったんだろう。
しかし、80年代に、そういう"方向"に向かっていく多くの”ニューウェーブバンド”があったというのだ。
その「波」が確かにあったと
そしてその波が、今、また再来しているような感がある!!
らしい…!
そう、「シャンプーハッツが売れたらそういう時代が
来たってことだ!(小川さん)」!!!
自分は脳が溶けてるので、ニューウェーブの良さをどれだけ感じれているかどうかはわからないが、
今日動画を紹介してくださった先生方、出演者の方々は、歴史の小波をひょいとこえるぐらいのbig waveな方たち、鋭い嗅覚を持ったパイオニアな方たちなんだということはなんとなくカスな俺でもわかる。
わっ、わかるのー…!
や~ こんな貴重な体験をさせて頂き、お4方には本当に感謝の気持ちしかない。
本当にありがとうございましたっ!
最後に、どうしても頭から離れない(記憶消去されなかったっぽい)、
最高の爆笑動画をなんとなくはっておきます
Rettore - Kamikaze Rock'n'Roll Suicide (1982)
www.youtube.com
こういう生き方をしていきたい… …
次はコニャンニャン概論!! といきたいところだが、メモがカスすぎてどう書こう。 書けない…。
でもきっと大丈夫、メモがカスでも、記憶が消去されても、「内なる個人無意識や集団的無意識を駆使して、あとユングちゃんの本とか駆使すれば、自ずとわかるだろ!?…わかんないの!?わかんなかったら”大脳新皮質が腐ってる”ってことだよ!?」というメモが残されていたから(うそ)
あと、スーパーハルコ抽選会特典を引き寄せるためにこの時点で、(阿佐ヶ谷のいつも若干けちぃ)日本酒を7杯飲んでいたことを示す抽選券の証拠写真が残されていたので、消去されなくても消去されてたっぽい。(そして抽選券が9枚も手元に残されているのに特典が見つからないので当たらなかったっぽい……)
冗談はさておき、ユングの本でも読んで勉強しよーー
コニャンニャン概論にて。なれんのか!?球体 のシーン
にゃぷさんのライブ(南さん)
楽屋にて、にゃにゃんがぷーさんの代表曲、ニューもち太郎を歌う水野しずさん!
<そして水野しずさんのライブ、トーク>
なんかめっちゃ凄かった記憶はあるんですが…これもメモがカスで書けない…