小松さんの仮説は、音楽を含めた外界からのものを感受する出入り口であるチャクラが7つから成っていることと、特定の感情を刺激する普遍性を持った和音が作り出す音階が7つの音からなっていることに、何らかの関連があるんじゃないかという気づき、が発端になってるようだった。
 
確かに、チャクラと体の部位との相関の意味づけははっきりしないが、そういった概念が昔から存在するということ、一方ドレミファソラシの7音から成る規則性のある一定の和音が感情に作用し、またその組み合わせによって起承転結の物語的な音階として成立し、そこに生じさせる感情の特性に普遍性があるということ
 
もっというと、精神的な意味での入り口であるチャクラから入力されるサウンドという情報を、”普遍的な感情”として感受し得る身体という存在、これは偶然とは言えないかもしれない。音表象、もそういったものの一部である可能性もある。
 
 
さらに、小松さん曰く「巷に流れているポップスは、ほぼ全て、このありきたりな感情を刺激する和音でのみ成り立っている」と。
 
そして、”もしかすると我々現代人は、ポップス的な和音、感情を刺激する規則的な振動の組み合わせによって、ややありきたりな感情の惹起を強いられ続けてしまっているのではないか”と。
 
確かに、なんとなく巷に存在するポップスやロックというものに、我々は物足りなさを感じる時がある。
これは、才能ある作り手の感情の発露の赴くままの和音的な音楽という物語にドミナントされてしまうことへの違和感であるという可能性は十分あるのではないか。
 
 
 
しかし、彼らが表現するノイズミュージックは、少なくとも和音による表現ではなく、そういう意味ではアプローチが全く異なる。
 
例えば、インドやアラブ系といった異国の音階を聴いたとき、我々の感情は刺激されやすい。遊牧民的な音階、アイヌムックリなんてたぶん音域とか狭いにもかかわらず、得も言われぬ郷愁を覚えたりする。
 
支配的な感情表現を惹起させるのみではなく、精神のより曖昧な別天地を刺激する音階、音
 
 
ニューウェーブもそこらへんが違うのかどうかはわからないが、違和感を感じつつも高揚する音楽、共鳴する相手を選ぶこともある選択性(自分の勝手なイメージだが)、そういった特性も含め、ノイズやニューウェーブの非和音的な特殊性が、音楽のジャンルの差異という面において何か大きな意味を持つのではないか、なんて気がしてきました

江古田フライングスポット。めちゃくちゃ歴史のある感じのレトロで素敵な場所だった。
 
 
時間になり、小松先生を囲み、精神探索への旅が始まった。
 
まず先生がおもむろに取り出したのは、乾燥した怪しげな葉っぱ。
え? これを燃やし、邪気を払うのだという…
 
なんとその葉を、我々一人に手渡し、燃やし煙を纏うように促される…
これはすごい… 
 
小松先生は、自分のやり方がイマイチだったのか、俺の体に煙を纏わり付けながら、「あっ、なんか肩がすごいですね、ふだんここらへん痛かったりします?」などと聞いてくるではないか……。よくわかんないけど、コリャー本格的な”精神探索の旅”に出るっぽいぞ…とやや焦る
 
 
そしてここでメンバーの岡本さんが加わる(!)
え? てか、遠くにいるふぐりさんも目を瞑って同じようなことをしているし…、けっきょくノイカシさんメンバーもみんな参加している状態に。。
 
葉っぱの煙でモクモクになった部屋。めちゃくちゃ怪しい。
ヤベこれっ、見知らぬ地 江古田で、小松さんが忽然と出現させた結界、亜空間みたいなものに閉じ込められた感じじゃん!やべ〜ぞ〜、ってなっていった
 
この怪しい雰囲気の中で、小松先生がおりんを鳴らしていく……
 
 
ちなみに、怪しげな葉っぱは”セージ”という葉っぱで、ネイティブアメリカンが使うちゃんとした感じのあれらしい。うん、確かに、こんな感じだった…→ http://spi-con.com/sag-purification/
 
 
 
 
怪しいモードはここまでで、その後は至って普通でした!
 
こっから、すいませんだいぶざっくりです。
 
 
 
 
正しい体の使い方、正しい呼吸によってイメージワークをしていくコツなどを学ぶ。
 
吸気を1とし、1の間止め、2で吐く。
 
体の中に、海、地球、宇宙そういったものを取り込み、吸収し、受けとったものを返していく。
 
 
そして、ついにチャクラなるものの説明と実践へと進んでいった。
 
 
 
とにかく”チャクラ”、頭頂部、眉間、のど、心臓、性器といった”精神の出入り口”を意識して、その部位に、気持ちを持ってきつつ(?)、”瞑想”するのがメチャクチャ難しかった。
 
(ある程度はできていた気がするが、自分の思考の産物って感じで具体性がなかったというか。
参加された岡本さんやもう一人のお客さんの”ビジョン”は、すごい具体性、物語性のあるもので、聞いててなんかめちゃいいもんだった(自分もそうだったのだが故郷の記憶が元になったものが多かった))
 
特に、体の下の部分に意識を持ってきつつ”瞑想”することが本当に難しかった。
下の部分のチャクラは、チャクラの中で源となる部分であるようで、第一のチャクラでは、意識をどこに集中させることもできず、小松さんの声すら聞こえず、全く瞑想っぽいことができなかった。
 
一方、第七のチャクラ、頭頂部の「霊性や意識次元の拡大、創造全般に対応する」と言われるチャクラ(クラウンチャクラ)はわりと、すんなり”瞑想”が進んでいき情報量も多かった。
 
頭頂部に意識を集中させ瞑想をしてる時には、”抵抗感”みたいなものがなくて、KKJさんばりの小松さんの誘導ボイスにもついていくことができたし、わりと自由な”瞑想”ができた気がする。
 
この差がなんとも不思議だった。
 
あと、小松さんが、頭に浮かんだものがたとえ不自然であってもそれは”妄想”ではなく、”確実に踏めている”みたいなこと言ってくれてたが、どういうことなんだろ。
 
(自分の瞑想が”妄想”のように感じられたのはなぜかというあくまで予想だが、自分が一生懸命掘ろうとしているものは、自分が過去に埋めた記憶の一部であることは間違いないようなのだが、外界とのつながりを欠き枯れかかっている、つまり脈絡、有機性がなくなってしまっているものだからな気がした。 だから狭い出口を探し、見つけたは良いものの、恣意的で分断された”ビジョンのようなもの”を見る。 閉じてしまっているチャクラを無理やりこじ開けるが、そこには何もなかった、という感じだった気がする)
 
 
とにかく、なんかよくわかんないけど久しぶりの瞑想っぽいことしたぞってかんじで楽しかった〜
 
 
とにかく、こんな感じで、かなり霊的な旅でした!

立春コニャンニャンショー 2016/2/7(金)

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田島ハルコさん主催のあの伝説のイベント、新春コニャンニャンショーから一ヶ月もたたずして早くも待望の続編が帰ってきた……

 

武蔵小山スタジオハコスにて、おかしもジュースも飲み放題という最高のおもてなしの中、コニャイベ2が、幕をあける……!

 

 入り口の看板

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………最高…

 

 

スタジオハコスの中のようす   

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 第一部はニューウェーブカス動画祭PART2

 前回絶賛大好評となったニューウェーブカス動画祭の続編だ!

メンバーは 

 

ハルコさん

ニューウェーブ音楽家の小川さん 

ニューウェーブに造詣の深いヤミニさん

 そして今回は新たにKCD_HRAKさん(PRE//SILENTNOISE主宰者。RECORDer編集長。)

を迎え、さらにディープなカス動画祭となった。

 

はい、しかし、到着したときには既に開始15分…毎度の遅刻。。

話題は、ニューウェーブの歴史的背景に及んでいた。

 入室して、すぐの小川さんの発言

「パンクが出てきた1976年。セックスピストルらパンクには政治的背景があった。ポジティブパンクはどちらかというと、政治的関心がない人たちのニューウェイブって感じですね。ポジティブというのはメディア側が勝手に呼び始めた呼称で、別に内容がポジティブなものであるかといとそうじゃなくて、歌詞は非常に内省的なことをうたってます。」

 

……ポジパン??よくわからない…  

というか、そもそもニューウェーブが何かすらよくわかってないんだった…

ウィキペディアをみるもよくわからん…

 

http://ongakuiroiro.doorblog.jp/archives/cat_1188350.html

おっ、ニューウェーブの概念的な説明がちょっとあるな

「パンクはそれまでの因習や音楽のシステムを壊して、若い人達は何をやってもいいんだと気づいて、ここからパンクに触発された自分の表現をやろうということでいろいろな事をやり始めたのがニューウェーブである。サウンドスタイルで括るとなんでこれとこれが同じなの?ということになるが、パンクの影響で解放されて自分の音楽をやりはじめた雰囲気というか気分がニューウェーブというジャンルを形作っている。」とある。

 パンクからニューウェーブの動きをもっともよく表しているのが、セックスピストルズのボーカルであったジョニーロットンが本名のジョンライドンに戻って結成したのがパブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd)

www.youtube.com

めっちゃいいな…。セックスピストルズ……ジョン・ライドン…めっちゃきいたころあるけど、全然知らない……やばい?? だって知らないんだもん。 てか、なんか、顔も歌い方もめちゃくちゃマシュ・べラミー(MUSE)だな…

 

あっ、というか、日本のニューウェーブバンドって誰なんだろか

 

ウィキによれば

YMOヒカシューP-MODELムーンライダース、オート・モッド、Phewプラスチックス、有頂天、電気グルーブ、シーナ&ザ・ロケッツ、ヤプーズ戸川純)、町田町蔵BUCK-TICK

<後継者>POLYSICSSUPERCARVOLA&ORIENTAL MACHINE、ロマンポルシェ、BEATCRUSADER、ZAZEN BOYS、一風堂the telephones、藍坊主、アーバンギャルド、LArc~en~ciel

 らしい。へ~~ 確かに”サウンドスタイルで括るとなんでこれとこれが同じなの?” 感ある。そしてニューウェーブってわりとメジャーどころなんじゃん…。てかおれニューウェーブ好きなんじゃん~

 

 ポジパンについて調べてみたが、よくわからない。ただ、

http://ongakuiroiro.doorblog.jp/archives/cat_1188350.htmlにもあるように

ゴス(ゴシック・ロック)とポジティブパンクはだいたい同じ、みたいだ。

ゴシック・ロック(ゴスロック、ゴスは、うぃきぺでぃあによるとイメージの通り、「暗いテーマと、ゴシック・ホラーやロマンチシズム、実存主義哲学ニヒリズムといった知的なものを扱う」音楽ジャンルのようだ。よくわからんね~……てか、そんな音楽あるのか?? 

とりあえずポジティブパンクはそれと同じらしいので、ポジパンは暗くて知的な音楽のようだ。それがなぜ、ポジパンと呼ばれるているのか、呼ばれるようになったのかというと、 ハードコアパンクがあまりにも破壊的で暴力的すぎてネガティブすぎたため、当時のイギリスの音楽誌がもっとポジティブな音楽を持ち上げようということで、ポジティブパンクというムーブメントをでっち上げたものであるらしい。この当時出てきたのは、化粧をし、耽美的な暗いロックをやっている人たちであり、歌詞を含めて彼らの音楽にポジティブな要素はないけど、でっち上げて無理やりなぜかポジパンと呼んだ。らしい。

 日本のゴスをみてみる。まず、オート・モッドが、いわゆる日本のゴシック・ロックの始祖らしい。オート・モッドは布袋寅泰等のメンバーを擁しながら1985年まで活動。また、彼らのシリーズギグ「時の葬列」においてはG-SCHMITTMadame EdwardaSADIE SADSなどが知られている。他方トランス・レコードにおけるSODOMASYLUMPHAIDIARUINS吉田達也在籍)などのバンドが活動した。そうです。

 これらのバンド・シーンに影響を受けたBUCK-TICKX筋肉少女帯黒夢等が後に登場したがこれらのバンドの多くが本流のゴシック・ロックとはあえて異なる音楽的アプローチ(ヘヴィ・メタル、ビートロック、プログレなど)をとったことで、日本のゴシック・ロック受容は錯誤されたまたこれらのバンドが(本人たちの思惑はさておき)ヴィジュアル系の元祖とも位置づけられる存在であったからか、「ゴシック・ロック」と「ヴィジュアル系」との混同を招くこととなった。「ポジティヴ・パンク」というあいまいな呼称をされたようなラフでダークなサウンドは、日本の歌謡曲など異質の要素を取り込んだ現行の「ヴィジュアル系」とは似ても似つかないものである

 

だそうです。

パンクから派生し、抑制された非政治的、内省的なニューウェーブでありながら、そこから派生したビジュアル系とも一線を画す、耽美的な暗い知的なロック がポジパン…?

 

 

よくわからなかったですねーすいませーん。 

 この話の流れで動画が紹介されていったので、たぶん次の曲がポジパンにわりと属してくるのだろう。

<一曲目>

BÖHM - Fried Tail

www.youtube.com

 
一見、演奏はギターベースドラムとしっかりしている。ギターソロも普通にかっこいいし。わりと普通にカッコいいロックだなというのが正直な感想ではあるが、どこか、抑制された暗い感じがある。
 
 
 
( 田島さん)
「なにが着眼点なのかわからない方が多くいらっしゃると思うんです。前回のカス動画に一曲目を流したときのとまったく同じ空気が押し寄せている気がします(笑) ただ、なんというか、わりと普通にロックが好きな人って、こっちよりのものにたいしても許容できるところがあるというか、普通にかっこいんじゃないの??という感じで抵抗感がない気がするんですよね。
 ところで、 これ…画面見ててわかるとおもうんですけど再生回数、357回のうちの一回っていう(笑)」
 
 
(小川さん)
「この人たち、まず、ネットで調べてもぜんぜん出てこないですよ。これも誰にも注目されずに終わった80年代のジャパニーズハードコア。ただ、80年代のジャパニーズハードコアには、海外のマニアが多くてこういう動画がいっぱいアップされてて、この動画もその一つ。海外のマニアは、こんな誰も知らない曲までり下げちゃうんですよ。調べに調べて、こういうバンドにもいいところがあるなと感じアップロードまでしちゃう、そういうなんていうか優しさみたいなものがあるんですよ 
 
前回同様たびたび小川さんが口にした、一時代前の人や、ロック好きな人、外国人、彼らに共通する”優しさ”。
逆に言うと、我々現代人の音楽に対する冷めた不誠実な姿勢といってよいかもしれない。
 
知らない国のマニアックな音楽をyoutubeにアップするなんてすごすぎますね…!
   
 
  
まず、ほとんどの動画がお互い初めて見たようで(笑)、お互い手探りな感じで会話が展開していく
 
 
ここで、田島さんの口から今日のキーワードとでもいうべき言葉、”音のわだかまり”が飛び出す。
 
(田島さん)
「これ、音的にニューウェーブなのか?っておもう人が多いとおもう。ギターベースドラムはしっかりしているし、ビジュアル系のルーツな気がして結構聞きやすいと思うんです。音的にはニューウェーブ的じゃないかもしれない。…そうなんですけど、なんかときたま…なんていうか……音がわだかまる感覚があるんですよね。
アーバンギャルドじゃないけど。なんていうか、毛糸が絡まった玉が投げつけられたような感覚というか(笑)、非常にそこがニューウェーブ的である気がするんですよ。共感覚っぽい話で申し訳ないんだけど。しかもカラフルな毛玉…」
 
 
KCD_HRAKさん
「そうですよね、演奏としては実は、ちゃんとしてるというかタイトだなって思う。ギタードラムベースもちゃんとしてるし。自主製作のわりにはしっかりしてるんです。
そのうえで、田島さんが今いった、毛糸がからまった感じ…ですか?(笑)
なんていうか、もや~~とした、いや~な感じなものが、音と音の間から漏れてくる嫌な空気感がある。それがあると思うんです。だけど、毛糸っていっても、僕は、カラフルじゃなくて、黒と白しかないと思うんですよね…笑」
 
 
(田島さん)
「とどめ色というか(笑)、コントラストの強い黒と白の中に、とどめ色っぽい色が、混ざってるいる感じというか、そういう意味でカラフルって言いました(笑)。また共感覚っぽい話していますが。
でもそうなんですその、もや~~とした、嫌な空気感ですよね(笑)それをわだかまり、と表現していいのかわかりませんが、そこにニューウェーブ性があると思うんですよね。 
 
ヤミニさん
「わだかまり…ですね!今回のキーワードかもしれないですね(笑)カラフルだとか白黒だとかは、要はあとは感覚の話だと思うんですよ。ただ、田島さんが言うわだかまりがあるのは共通してると思うんです」
 
 田島さん
「そうなんですよね。私、10年ぐらいニューウェーブしか聞いていないので、音楽というものを聴くときに、広くロック的なものを聞いていた人の着眼点と違う気がするんです。”個々の演奏がどうなのかといった技術的なものをみる”人が結構多いと思うんですけど、そうじゃなくて、(共感覚的な)わだかまりとかもや~といった共感覚的(にしかうまく表現することのできない)質感、を見ていると思うんです。時代の記号的な部分ではなく普遍的なものを共感覚的に見出していく感じというか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 <2曲目>

次は、デカダンスな退廃的な、ビジュアル系のはしり、88年フランス

Jad Wio - You're Gonna Miss Me (German TV 1988)

 
動画を見始めてすぐに、ん??あれ?、このひとたちわ…笑、出た……となった。
第一回カス動画祭にて紹介された、(ニューウェーブカス界の黒B’z:ハルコさん談)Jad Wioという二人組であった。
 
第一回で紹介されたのがこれだ。  
本人たちはまじめにやっているようだが、動き、スタイル、歌い方、まゆげ、全てにおいて、こちらをわらかそうとしてやってるとしか思えない…。かなり破壊力のある爆笑動画

 

www.youtube.com

 
 
いえっ、いえっ!    …じゃねーよw。 天才…… 
 
今回紹介されたPVは、ボクシングジムのような場所で鏡に向かっての相変わらずの謎のノリ。
しかも絶対にかっこいいとおもってやっている…。
 
ひたすらベンプレ、サンドバックで遊ぶ。謎の棒で遊ぶ。謎の笑み…
 
フランスの黒B'zは相変わらずすごかった
 
 ちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅく
 
 ヤミニさん「これもわだかまりですよね笑。あと、そして、まず音だけ聞いてたら、誰しもこの服装とか雰囲気が、思い浮かばないと思うんですよ。このズレですよね。しかもこれをかっこいいだろって堂々とやるわけです、この服装、格好じゃないとできないんだみたい感じで。本人たちはまじでやってるけどどうみてもおかしい、ズレてる。このズレがニューウェーブだと思うんですよね」
 
ヤ、田「ボタンの賭け違い、がニューウェーブですね
 
 
 ヤ「しかもこれがいま再結成してやってるみたいんですよ。」
 田「マジですか!?笑」
 
 
最近再結成してるわりと最近の映像
 
タンバリンもって、もうなにがなんだかわからないが相変わらずおもしろい。
 
 
ちょっと見た目とリフ?がシステムのダロンっぽくなってきてるようなきもする
 
 
 
 
 
<三曲目>
 

極楽蝶 (鬼狂門) 1986

ポジティブパンクの流れでできたバンドらしいのだが、相貌は歌舞伎っぽい白塗りのボーカル、
 
トラディショナルな感じであるが、途中のギターソロがカッコいい。
 
 KCD_HRAKさん
「ハードコア日本の向こうのムーブメントより遅れてくると思うんですよ。日本って、ソドムがいい例だとおもうんですけど、 ハードコアパンクをうやっていたのが80年代の半ばぐらいになって急にポジパンに変化していったってのがありますね。」
 
 
 (田島さん)
「いままでみてき2曲はどれも80年代の中から後半なんですが、NWは70年代後半なんですよ。遅れて出てきてるはずなのに、逆にトラディショナル、あかぬけてない感、ドメスティック性があるんですよね」
 
(小川さん)
「なんていうか、Xジャパンもモブスも ゴクラクチョウも当時はバラエティ番組に出ることができたと思うんですよ。
いかに当時の音楽カルチャーが広く大きかったかというか。
 
海外からのパンクとかロックとか影響+松田聖子とかメインのポップスがぐちゃぐちゃにまざることによってこういうものができてった感じがするんですよね。」
 
田島さん「確かに…なるほど」
 
 
 
 
 
<4曲目>
 
(田島さん)
「では、軌道修正というか、ちょっとお口直しも兼ねてニューウェーブカス要素のだいたい全てが入っている前回の動画を見てみます!」
何度見てもいい。1981年に友人の集まりで結成されたカルフォルニアのご近所ニューウェーブバンド
当時の彼らの年齢は10歳から14歳。
インタビューアーに対して、逆切れし突然感極まって泣き出す(笑)、世界に望みはあるか?という質問に、望みはないね、どうすればいい?とくにわかんない、リーダーを殺したりするしかないのかなブラッドニュ~ス、とおどけてみせる。最後は「のーまんすけいつ!」という少年たちの謎の連呼で和やかに終わるが、ポリティカルなもの、それを超越した強烈なパッションにインタビューアーも脱帽だ。
少年達のパフォーマンスから溢れ出る初期衝動はすさまじい。
 
彼らの中には、シューゲイザー・シーンに深い爪痕を残したレジェンド・バンド (らしい)であるMedicineのリーダー、Brad Lanerが在籍している。(その後Jim Goodallも加入する)。
一見インタビューにて目立っているボーカルに耳打ちしている彼が Brad Lanerであり、バンドの中心人物のようだ。
 
 とにもかくにも、彼らのルール無視のぶっ飛んだライブパフォーマンスは10〜14歳の少年によるもを遥か越えてしまっている。
 
 
 
ヤミニさん「勘違いのさいたるところですね。ギターもなければベースもいない、ドラムもちゃんとしたセットがあるわけではない。それでもここまでやってのける精神性いわゆるガキのときじゃないとうまれないんじゃないですかね。本人たちはスタンダードなロックをやってるつもりかもしれない。俺たちにはこれしかねーからやるしかないんだ…みたいなせっぱつまった感じ
 
 
田島さん「ひねくれてないのがまたいいですよね…。本当に何度みても感動ですよ、私は。。」
 
 
 
 ちなみに、カス動画で何度か出てくる ピーター・アイヴァース(Peter Ivers)というこのインタビューアーは、田舎のニューウェーブを紹介する番組、ニューウェーブ・シアターの看板キャスターである。他のインタビューも見たけど、この人かっこいい。音楽理論、東洋哲学の知識を持つ天才肌の音楽家でもあり、前衛ブルース+アシッドフォーク+ロックともいうべき彼の作品は今日もカルト的な人気を博したという。ゆら帝坂本慎太郎や非常階段のJOJO広重などのサイケデリック系のミュージシャンにも大きな影響を与えたという。何者かにハンマーで撲殺され、謎の死をとげる83年まで無名のニューウェーブを紹介する番組の看板を務める。
 
 
 
 
 
 
<5曲目>
 
 
( 小川さん)
中田ヤスタカさんのおかげで、テクノポップというのが、世間に通用するようになったと思うんですけど、当時のDIYテクノというのがここまでしょぼかったんだ、っていう動画ですね。でもね、たとえば、中田ヤスタカがこれ作れるかって行ったら作れないと思うんですよ。これ、ボーカルの彼女が全部自分でやってるんだけど。あと、彼女、(グラトーン?っていう)本当はめちゃくちゃかっこいいバンドのメンバーなんだけど、全然その面影がない。これ、めちゃくちゃ適当です。」
 
(田島さん)
「ほ~~……。。すごい。なんていうかこの女の子が、歌って、トラックも作って、サックス、全部やってるんですよね!?  素晴らしい…。まさににゃにゃんがぷさーんみたいな感じですね」
 
 
(小川さん)
にゃにゃんがぷーさんは、なんていうか感触として、からっとしてるというか。しめったところがない。
中田やすたかが作るジメッとした、ゴージャスな感じはなくて、カラッカラに乾いてる」
 
(田島さん)
「そうなんですよ、わたしもかっさかさ派なんです!また、共感覚的な話になっていますが、音楽のジャンルをカテゴリーや時代で見てるんじゃなく、かさかさか、ウエットか?で見たときに、私やにゃぷさんは、かさかさ派なんです!」
 
(ヤミニさん)
「どこまで共感覚で伝わるか、伝えることができるかだと思うんですよ。10人いれば10人のニューウェーブがあるわけで」
 
(田島さん)
「そうなんです!ニューウェーブって細かいジャンルわけとか好まない音楽だと思うんですよ。
私この音楽聞いたとき、85年って聞いてびっくりして…どうみても70年代の質感なんですよ、でもそういうことが往々にしてありえるのがニューウェーブと思うんですよ。年代やジャンル、国とかで考える危険…というか、そういうのを無視して、かさかさとかガビガビか?それぐらいの気構えで見ていったほうがいいんじゃないかって気がするんです笑」 
 
小川さん
にゃにゃんがぷーは、2015年の今、リアルで、乾いた感じの音楽をやっている。テクノポップ…っていっていいのかわかんないけど、そういうのをリアルでいまやっっているという強力さがあると思うんですよ。自覚的か無自覚的かは置いておいて。」
 
田島さん
「しかもそれを、IPONEで作ってるんです。それでいて、にゃぷさんには機材とか使っているもののオーラがないというか、時代性とか使っている機材とか、間に入ってるはずのものが抜け落ちてる、歴史の文脈から抜け落ちてる音というか。私も常にそうでありたいんです。この動画の人もそうだと思うんですよね。」
 
 
 
<6曲目>

www.youtube.com

 

 

(田島さん)あまりにも素晴らしくて、言葉出なかったですね…

 
 (ヤミニさん)
クラフトワークが出てきて、YMO、いわゆるテクノポップというのが出てきて、当時の王道のロックの人たちは反対したわけですよ。テクノは音楽に感情がないと。まったく感情の発露がないというか。その真骨頂でね。
個々の人間性を排除していく。だけど、なんていうか、無があるって感じなんですよ!」
 
~ここらへん大事なこと言ってたっぽいんですが聞き取れない~
 
KCD_HRAKさん
いきなりシンセが出て来て、平均的に音を出せるようになったというか、そのせいで乾いたグルーブ感がなくなっていったのかもしれない、って思うんですがその点についてはどうですか??」
 
ヤミニさん
「それでかいと思うんですよ!!はじめからいろんな音がだせるものがあると、それ一つで賄えちゃうんですよ。
当時だと、一から音をつくらなくちゃいけない。音を一つ出すのにも苦労がある。
でもだからこそ、デタラメで、たまたまかっこいいものもできてしまったりしたんです。」
 
小川さん
「デペッシュモードなどのインタビューを紐解くと、当時アナログシンセサイザーのつまみの配置を全部メモして、ライブごとにそれをリアルタイムでやんなきゃいけないっていう苦労があったんですよ。
今、エレクトロミュージックをやろうとした場合、最初からパソコンに何でも入ってるわけですね。
今のコンピューターゲームが全部実写に近い状態になってるのと同じように、最初から想像力が補完されてしまっているんです。
だからね、今テクノポップをやりたいなって思う人はパソコン買うのをやめて、なんもできないシンセサイザーでゼロから始めたらいんじゃないかな(笑)
 
田島さん 
「確かに笑。でも、わたしは曲、全部パソコンで作ってますね(笑)。そういう意味では、ずるしてる笑。ただ、あらかじめ作られた音色を使って、いかにさっき言ったカサカサな感じを出すかというのをやっていて、だけどそれってわりとちょろいもんだと思っててるんです(笑)ずるしかしてないのに、小川さんに褒めてもらっていいのかなって感じなんですが…!   
 強引にダイナミズムを作り出しているというか。だけど、そこから抜け出そうと昔の人たちはしていたと思うんですね。そういうスタンダードなやり方じゃなくて、あくまで飛び道具としてディレイとかモノトロンとかをねじ込んで、オケが流れてるのを少しでも忘れさせようとしてます(笑)」
 
 
 
KCD_HRAKさん
「小川さん周辺の人たちって、政見放送、ゲタゲタとか、るるる菌とか、REMOとか、こういう方たちって自分の素の感覚そのままでやってると思うんですよね。そこにあるものでやってるというか……そして、なぜか女の子が多いんですけどね(笑) 彼女たちをぜひ見に来てほしい」
 
 
小川さん
「何使ってもいいとおもうんですけど、その人の個性が出てたら面白いなって思うし音楽が、機材に使われてるなって感じたら誘わなくていいかなってなるし、マニュアルどおりにやってるなら一緒にやらなくてもその人が好きでやってるわけだし、いいかなってなるんですよね」
 
田島さん「そうなんですよ!!」
 
 
 
 
田島さん「そろそろ時間となってきましたが、何かおっしゃいたいことありますか?」
 
小川さん 
何かしらの個性がはみ出してしまって、普通の人が見たらちょっとひくな、気持ち悪いな、ちょっと関わりたくないなっていう音楽作ってる人に声を掛けれたらいいな、世間に広まっていったらいいなって思ってますね
 「ライブハウスに行って、全部普通のロックバンドだったら、あんまり変わったことやってないんだなってなっちゃうと思うんだけど、これで満足していいのかなってのがあって、
シャンプーハッツみたときも、あ、これは全然違う!って思って声かけて、ふくらんで今こういうこともやれているわけだし。やっぱかっこいいストレートなロックをやってる人だけがもてちゃうのがつまらないなってのがあって、少しでもそういう音楽があるということを気にかけていただけたらいいなというのがあって、ちょっとあえてニューウェーブって言ってます。言わないと誰も来てくれないというか(笑) だけど、わりと知らない人たちが、ニューウェーブっていうのがあるんだ!って意識してくれるようになってきてる気がするんで、もうちょっとがんばろうかなって思ってます
 
 
 
ヤミニさん
「楽器がなくても、人がいなくてもニューウェーブって、音楽って、やれるんですね。だから、みなさんそれぞれニューウェーブを始めてみたらいいと思うんです自分で始めるのがめんどくさい人は、近所のガキをそそのかしてやってほしいです!
 
 
田島さん 「はい、それでは、みなさん、ありがとうございました!!」
「あと、無料のお菓子とドリンクがあるんで、食べないと死刑なんでよろしくお願いします!」
 
 
今回のカス動画祭も、過去の動画に浸るノスタルジックなイベントなどでは決してなかった。ニューウェーブは絶対面白い!と、strangeで潜在的な何か、を諦めまいとする方たちが、機材とかジャンルといった時代性に縛られずに本質を追求しようとしている音楽家たちが、今はなき、過去の名もなきニューウェーバーたちの誠実で純度の高い熱量にシンパシーを覚え、時代を超えてその熱を受け継いでいこうという試みなんだと強く感じた。 今、ここに、確かにニューウェーブは生きているのだ。
 
誰かニューウェーブやっちゃう??
 
 
 
 
<第二部> 
にゃにゃんがぷーさんとテレビ電話のコーナー!
( にゃぷさんからの受話口からはNUMBER GIRLが流れてる)
 

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前回のにゃにゃんがぷーさん   のポーズ (写真:南阿沙美さん)

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以下、田島ハルコさん=田  にゃにゃんがぷーさん=にゃ  で表記させていただきます…。
 
 
田「それではAMラジオっぽい感じでドシドシいきますよ!」
 
にゃ「はい!!」
 
 
田「ラジオネーム 調布市 54才 有給休暇は品切れ中さんからからの質問!!大変クオリティの高い質問がいっぱいきてます!」
 
 
田「ドリフでは誰が好きですか?」
 
にゃ「えーと…いかりやちょうすけです!」
 
田「お寿司はなにからたのみますか?」
 
にゃ「お寿司はボイルエビのさび抜き、締めはケーキを頼みますね。」
 
田「おっ!それはうちのバンドのポシもそうなんですよ~」
にゃ「あぁ…やっぱり!」
 
小川さん「え?じゃあ甘エビはどうなんですか?」  
 
にゃ「甘エビは食べれないです…。独特なあまさが無理ですね…」
 
田「そうなんですよ、世の中には、一定数、ボイルエビの熱烈な支持者がいるんですよね。」
 「もしかしてにゃぷさんは生ものとかあまり食べれない派ですか!?」
 
にゃ「はい、あんまり生ものとかは食べれません!いくらとエビくらいかな。寿司は「好きな外食」ですがカルビとか好きだったりしますね笑」
 
 
 田「はい、では次の質問です! かかりつけの医さんのエピソード話をお願いします。ちなみに興味があのはかかりつけ医さんに対する人間観察の部分です。という…非常に難しい質問が来てますが…笑>
 
にゃ「 えーと……難しいですね…笑   …あっ、かかりつけ医の方は東北出身で、なまりがまだぬけない感じで…さらにコニャンニャン男性なんですよ…!」
 
田「それは、素晴らしい!でもそれ、ちょっとあざといですね…!」
 
にゃ「松山ケンイチみたいな感じです。」
 
田「やー、それはコニャンニャンですね…。ちなみにコニャンニャンとかがそういうのわからない人は置いていきますので笑い、ご了承お願いします!次の質問に行きましょう笑」
 
松ケンってめちゃくちゃコニャンニャン男性、もちもち男性だよなぁ…
 
 
 
田「次の方も非常にクオリティの高い質問をおくってくれました。ラジオネームがないので勝手につけますね。ラジオネーム、どうしよっかな…twitter名でいいか、マOOOさんですね…ラジオネームっぽいですね。  (ww)
にゃにゃんがぷーさんへの質問です。僕は自他共にみとめるいい人なんですが、いい人過ぎてかもられたり好きな異性に男性としてみられなかったりで、嫌になることがあります。いい人をやめるタイミングがわかりません。  にゃにゃんがぷーさん!いい人をやめるタイミングを教えてください。」
 
にゃ「お~~、ラジオっぽい質問ですね~~!笑」 
 
田「ラジオっぽいですね!自他共に認めるいい人って自分でいってしまう、お前何なんだ……(笑)、という感じで、つっこみどろ満載の素晴らしい質問ですね!」
 
にゃ「笑  …いい人をやめるタイミング……いい人をやめなくいんじゃないですかね…!」
 
田「んー…でも、彼はいい人でこまってるんです!笑 …まぁでもいい人をやめる、ってことと違うと思うんですけどね…!他人に気をつけろ…ってことじゃないですかね
 
にゃ「笑」
 
ハル「あっ、私が答えてしまいました…笑」
 
にゃ「いい人でありつつも自分が巻き込まれるタイプだということを自覚を持って注意深く生活をすればいいんじゃないでしょうか!
 
田「素晴らしい答えをいただきました!!次の質問です笑」
 
 
 
 
田「男に生まれ変わったらやってみたいことはなんですか??
 
にゃ「うーん……なんだろう……うーん…ロックバンドを組みますかね…」 
田「お~~、組みましょう!!どんなロックバンドを組みますか?」
 
にゃ「コテコテにキャラクターをつくりこんで、虚像を演じ、カリスマに…ロック界のカリスマになります…ね
 
田「おー!なりましょう!笑」
にゃ東芝EMIと契約を結びますね!
田「結びましょう!笑」
にゃ「むすびます」
 
目指せ平沢進ですね…
 
 
 
 
田「神奈川県在住の、OOちゃんさんからの質問です。習得男性の直近の行動を教えてください!
 
にゃ「…直近ですか…仕事中にウトウトしてしまって上司から咎められてる、ことです
田「あ~、あざいとですね…」
にゃ「あざといです。。」
田「男性になったらあざとくなりたいですね…」
にゃ「なりたい、なりたい…」
 
 
 
田「いただいたメールからは以上となります。 それでは、何か会場の方から質問ありますか??
……ないよなー…聞かなきゃよかったな~。にゃぷさんにはみえてないのでわからないと思いますが、こちらはかなりあれな感じです」
 
にゃ「なるほど!笑」
 
小川さん「じゃあ俺がピンポイントで、聞いてみようかな!ここの会場のいいところはマイクコードがめちゃくちゃ長いんでよ!」
 
田「長いんですよ!やってみましょう!!!!」
 
小川さん「じゃあそこの金髪の女性に!」
 
(お客さん)「にゃんやんがぷーさんの代表曲といえばニューもち太郎ですが、にゃんやんがぷーさんは、もち太郎は、お菓子の中で、何番目ぐらいにすきですか?」という想像以上のクオリティの高い質問…!!
 
にゃ「……12番目ぐらいです!!」
 
田「…12番目だそうです!!笑 ありがとうございます、それではゲストのにゃにゃんがぷーさんでした!!」
 
 
 
 
<田島さんライブ>
 
全身ピンクハウスで、血だらけになってアロハ!!で一気にトップギア…!今日も本当に最高だったなぁ……。田島さんのライブはパフォーマンスも曲もほんとどんどん凄まじくなっている…
 
<本日の田島ハルコさんのせとり>
 
 
血だらけになってアロハ(しずる館水野しずが選ぶ田島ハルコの名曲ランキング1位)
Yeah! めっちゃホリディ
死のピザ
新曲
女の話題
新曲
天丼(水野しずランキング2位)
おすし食べ蔵

                                                        (risaripaさん撮影)

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 田島ハルコさんの代表曲のひとつ「天丼」を勝手に貼っておきます。

www.youtube.com

 

 

四曲目にやった女の話題という新曲が個人的に激好きなので勝手にこれも…

soundcloud.com

 

シブカル祭の田島ハルコさん    わりと長めな動画が最近ないんだな…

www.youtube.com

 

 

 

こうして立春コニャンニャンショーは大盛況の内に幕を閉じました!

 
ずっと聞いていたかったなぁ。 諸先生方のみなさん…本当に本当にありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
 
 明日はシャンプーハッツ、小川さん、にゃにゃんがぷーさんのライブだ~~
 
レーベル、ダンボール王国の建国記念日
 

https://pbs.twimg.com/media/Ca0tr1xUYAAkcWW.jpg

 

今日出演したお三方の方のライブ映像を勝手に貼っちゃいます。。

 

シャンプーハッツ:渋谷O-NESTでのおライブ

www.youtube.com

 

小川直人さん  小川さんはやっぱすごいな…   るるる菌やELTも出てたし行けばよかったな…

www.youtube.com

にゃにゃんがぷーさん。伝説のイベント、シャンプーハッツの体育の日、にて。
初披露の試食魔のカバー沁みる
 
おわり
 

新春コニャンニャンショー 2016/1/15(金)

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コニャンニャンショーがはじまりはじまり~~
 
まずは第一部、ニューウェーブカス動画祭です!
 
 
 
我らが田島ハルコさん
 
ニューウェーブ音楽家としかいいようのない”小川さん 
 
ニューウェーブに造詣の深いヤミニさん
 
中野ブロードウェイのイトウさん
 
 
 の4方によってニューウェーブ”カス”動画祭がスタート!!
 
 
 
 
(すいません冒頭の記憶がないので、いきなりはじまっちゃう感じです…。 
 
というか会場出る瞬間に、コニャンニャンショーに来たお客さんは全員記憶をハルコさんに消去されたらしいのだ…。
せっかく楽しみにしていたのに…ひどい。。  しかし、俺はそういうこともあろうかとメモメモしていたのだ~  わーはっはっは)
 
 
 (写真家、南さん撮影)

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まずは、田島さんの
 
「世の中のニューウェーブの認識=80年代に流行した1つのムーブメントであった、として片付けていいのか!?」 
 
というつよい問題提起で始まります!
 
 
 ……それについてはまだ少し続きの話があった気がしますが覚えてません。。
 
 
 
すいません、さっそく流していただいた曲です!!
 
 
 
 
 
日本ニューウェーブバンド、8・1/2(ハッカニブンノイチ)でシティー・ボーイ。
 
要のキーボード上野さんは、その後、ハルメンズ、のちに戸川純さんとゲルニカを結成することになる方。
 
「上っ面しか舐めねぇくせに 平和なもんだぜCityBoy!」
 
最初の語りがいい… w 

 

 

 

 

 

 
87年ドイツのバンド New Production goes to Munich(ミューニッヒ)  
 
これもかっこいい曲だけど、二人のキレのある、ヤバ対照的動きは何度見ても飽きない…

 

 

 

 

 

 

 



 
ここからなんというか、ヤバさが一気に加速…!ナーバスジェンダー…! ※ しげき強めです
 
しかし、なんとなくのイメージと違い、出身は意外にもアメリカロサンゼルス
 

Nervous Gender - Live At The Target

 
これは全部やばい…激やばサイレンっぽい感じの不気味な音がのた打ち回りガリガリ蒼白なヤバイ動きのボーカル……

 

 

途中からじゃっかん放送禁止レベルのシーン

 

でも…めちゃくちゃかっこいい…!!

そして色んなヤバさを中和している?のかなんなのかわからないが

子供のドラマー…!!

田島さんが言うように、まさに、ただの、「野生の子供」!!!

 

このワンパク・ドラムに一同爆笑だったが(というか常にウケていたが)、以降の動画ショーでも中学生とかががんがん出てくるのだ…これには本当にびっくりだった。
 
 
 
 
 
4曲目、さっきよりポップだがこれまた面白く、めちゃくちゃかっこいいノイジーでパンクな曲。
クロアチアのNun Attax 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 

 そしてまたまた明らかにそこらへんにいそうな「野」な子供が窓から上半身出してドラムを叩く姿に阿佐ヶ谷LOFTは爆笑の渦に…!

だが、その後もムースみたいなのをお互いにかけあいまくるボーカル、(地味にかなり面白い髪型のベース)らが、車の周りで謎に”めちゃくちゃ楽しん”でおわった!なんじゃこりゃあ。。

 

だけどめちゃくちゃカッコいい!!

 

演奏の上手い下手は自分にはよくわからないけれど、例え明らかに「うまく」ない人がいたとしてもそんなの関係なく、曲はほんとカッコよかった…。「うまさ?かっこよさ?どうでもいい、楽しい 楽しいじゃん そして俺たちは本気だ」みたいにバンドに言われて…さいこ~!ってなっちゃうような感覚が、カス動画祭中に何度もあった。
 
それでいて田島さんがいうように、要になるような、めちゃくちゃうまい、かつ、すごいパートの人間が中心に必ずいる
 
次の曲も、完全に子供…笑、なのにかっこいい
 

Die Egozentrischen 2 - Computerschlagzeug

 
それでは、ニューウェーブは、音楽の歴史の中で固有の特徴を持っているのだろうか?
 
 
話題になったいたのは、ニューウェーブの「ご近所」性 
 
 
同じコミュニティー、ただの子供、友達、兄弟などで組んだまさに「近所」で結成されたような、すげーニューウェーブ”カス”バンドが、動画祭では次々と紹介されていった
 
 
メインのシーンに出てくるような商業的に成功しているバンドは、演奏がうまくかつクリーンでバランスの取れたパート構成のバンドの比率が多いであろう。だが80年代に巻き起こったニューウェーブ、強烈な才能と、後は、有機的な共同体としての”それなりの”ご近所パワーで形成されるバンドが頻出していたようなのだ。
 
 
 
 自分はメモそびれていたが、 ニューウェーブは貧乏人のアイデア料理」というヤミニさんの至言があったようだ。
 
 
 
 
そして、小川さんは、ニューウェーブ的な動きには、「その人が持っているstrangeな部分が出る」と仰っていた。
 
田島さんも「こいつしかもってない固有の”身体性”」がある"と。
 
 
「例えばロックの動きは、どこか過去のものを”マネしている”ところがある。本人がやりたくてこうなったわけじゃない」。そこには継時的「連続性があり、”潜在性がない”」と。
 
 
ガリガリで、顔色がだいぶわるい男が、"変だけどヤバい"動きで演奏する。それはstrangeだが、確かにカッコいい、なんか、すごい。
 
ニューウェーブの動きには、より固有で、潜在的な、より本源から湧き出るような身体性が発せられている、ということかもしれない。
 
コニャンニャン概論の集合的無意識ともここらへんが繋がってきそうだ。(たぶんそう仰っていた)
 
 
 
ヤミニさんは「ニューウェーブとは、”初期衝動”に尽きる」と。
 
そして「("暴力"のイメージがある)パンクの本質は、むしろマッチョイズムの否定。いじめっ子に、俺たちライブやるから聞きにこいよ!って言われたらムカつくじゃないっすか。」と、小川さん。
 
 
ロックが権威にマッチョ的に反抗するものだとすれば、より本源からの”暴力”がニューウェーブのパンク性なのかもしれない。
 
 
 「パンクとかやろうとしたら間違ってこうなった、好きにやりたくてやった感がニューウェーブ
 
 
 
 
<12曲目 >カスの本質、カスの定番、王道。だそうです
田島さんいたく感動しておられた Earth Dies Burning…
 
 

Earth Dies Burning on New Wave Theatre 1982

 
 
Earth Dies Burning…  and  We burn to die
 
 
 
 
誰かが「歴史に残らなかったものをみてほしかった」と仰っていた。
 
 
 
流行に乗ったほうが、手っ取り早く歴史に加わることができるのかもしれない。楽しくてやったもの、好きでやったものは、大衆には受け入れられずらく、売れずらいのかもしれない、そしていくつもの熱量を持ったバンドたちが80年代に生まれては消えていったんだろう。
 

 

 
しかし、80年代に、そういう"方向"に向かっていく多くの”ニューウェーブバンド”があったというのだ。
その「波」が確かにあったと
 
 
 
 
そしてその波が、今、また再来しているような感がある!!
らしい…!
 
 
そう、「シャンプーハッツが売れたらそういう時代が
 
来たってことだ!(小川さん)」!!!

 

 

自分は脳が溶けてるので、ニューウェーブの良さをどれだけ感じれているかどうかはわからないが、

今日動画を紹介してくださった先生方、出演者の方々は、歴史の小波をひょいとこえるぐらいのbig waveな方たち、鋭い嗅覚を持ったパイオニアな方たちなんだということはなんとなくカスな俺でもわかる。

 わっ、わかるのー…!

 

や~ こんな貴重な体験をさせて頂き、お4方には本当に感謝の気持ちしかない。

本当にありがとうございましたっ!

 

 

 

 

最後に、どうしても頭から離れない(記憶消去されなかったっぽい)、

最高の爆笑動画をなんとなくはっておきます

 

Rettore - Kamikaze Rock'n'Roll Suicide (1982)

www.youtube.com

 

こういう生き方をしていきたい… …

 

 

 

 

 次はコニャンニャン概論!!  といきたいところだが、メモがカスすぎてどう書こう。  書けない…。

 

でもきっと大丈夫、メモがカスでも、記憶が消去されても、「内なる個人無意識や集団的無意識を駆使して、あとユングちゃんの本とか駆使すれば、自ずとわかるだろ!?…わかんないの!?わかんなかったら”大脳新皮質が腐ってる”ってことだよ!?」というメモが残されていたから(うそ)

 

あと、スーパーハルコ抽選会特典を引き寄せるためにこの時点で、(阿佐ヶ谷のいつも若干けちぃ)日本酒を7杯飲んでいたことを示す抽選券の証拠写真が残されていたので、消去されなくても消去されてたっぽい。(そして抽選券が9枚も手元に残されているのに特典が見つからないので当たらなかったっぽい……)

 

冗談はさておき、ユングの本でも読んで勉強しよーー

 

コニャンニャン概論にて。なれんのか!?球体 のシーン

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にゃぷさんのライブ(南さん)

https://pbs.twimg.com/media/CYyAQwEUAAA2tgG.jpg

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楽屋にて、にゃにゃんがぷーさんの代表曲、ニューもち太郎を歌う水野しずさん!  

 

 

<そして水野しずさんのライブ、トーク>

なんかめっちゃ凄かった記憶はあるんですが…これもメモがカスで書けない…

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ファッションってなんでしょ

そこそこの時代や共同体に認められた価値を持つ装いと言ったらよいだろうか。そこには社会が認める、という強制力が必ずある。いつの時代にもどんな場所でもそうだろう。

 だけど、今って、日本以外知らないけど、商業戦略に完全に乗せられて過剰に常なる変化をお互いに要求し合って、めまぐるしく変わる価値に窒息しそうになっている。

 それに加えて、若者自体が明らかに体育会系化していることによるのだろうか、ファッションにおいて攻撃性という側面がかなり強くなっている気がする(臀部さんとリプして)。趣向やセンス、受け手のそれに応じてある程度は多様であるかもしれないけど、「おしゃれたるべき」、や「攻撃性」をもったファッションによる抑圧、には若いころは恐怖と嫌悪感しか自分は感じなかったし、今までも興味はわかなかった。これからもたぶん。今もぼろ布をかぶったような自分のファッションスタイルで満足している

 だけど、一方では水野しずさんやコンノモモカさんのファッション?には逆に釘付けになってしまうほどの魅力がある。しずさんがaskで述べられてた「楽しく未知であり変化の可能性や浮遊感」のあるファッション、紺野さんの時空を歪ませるような波動のようなものすら感じてしまう 目の眩むそれに、ファッションというよりアートに、一般的なファッションに全く感受性も興味も持ち合わせていない人間がどうして強い魅力を感じてしまうのだろう。
 もちろん自分のような人間には遥か次元の違う方々の想像力や感性を感得することは到底できないけれど、そこには「価値」の安定、つまり価値を守るということが根底にあるんじゃないだろうか。

 つまりまず自分の感性をまず守りきるということ。それはつまり他のそれも守るということ。個の人権とかそんなんじゃなくて、感性とか孤独、そういうものが大事にされている時代には、物質的豊かさや政治形態を問わず、個が統合されたソーシャルとしてのファッションも、やはり良いものになるんじゃないか。アイヌとかインディアンのファッションとかってやっぱりかっこいい。個の延長には必然的に故人、その集合としての歴史が含まれる。良いものは時代を問わずやはり良い、過去を大事にするということ
 逆に大衆的な時代においては、価値は不安定なものとなり画一的で刹那的なものとなるから、そういう時代に忌避されたもの、弾圧されてきたものに強い価値が凝縮される。
 水平化の鎌に刈り取られることを断固拒否し、抑圧されたもの、なかったことにされてしまったものを守るために戦っている「ファッション」であるきがしてならない(でち)

 

はい、はい

 

あーだいぶ飲んだ~~ でち

今こそ村八分的発想を!?

宗教学たんさんが紹介してくれた池内恵氏のブログを読んで感じたことを綴ってみた。

が、全くニュースを見てない世に疎い自分がこんなこと言う資格は本来全くないのである。。

宗教学たんさんのおかげで、色々考えさせられました!ありがたや。。

意見を言う前に、まずはイスラームが何なのか勉強せねば、ですね。

これからもよろしくお願いいたします!

 

 

「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ - 中東・イスラーム学の風姿花伝

 

やっぱり本当に日本=「カネだけ」と思われているようだ笑。

世の情報に疎い自分は、池内先生の記事を読む前は、小泉君時代にイラク戦争に賛同したように、安倍政権がまた積極的破滅行動をしてるんだな、そりゃ拉致されたりするよなとか思っていたが、確かに以前から連綿と続く対中東戦略の一環だったのかもしれない。

 

 なるほど、ではやはり、以前から続く欧米依存主義の日本に、凶暴なISISがついに噛み付いたのではないか。


池内先生は、日本人の村八分的発言をしている人達が主権国家の国民として物足りない、むしろ危険である様なニュアンスで語っているように感じるが、それではISISという主権集団の主権に喧嘩を吹っかけるような、アメリカやイスラエルの暴力が勝つ社会を肯定するような今までの日本の政治的立場は、そもそも公正な主権の行使と言えるのだろうか。

 中国や、はたまた北朝鮮ごとき、の剥き出しの暴力から主権も守れない日本が
(だからこそストックホルム症候群的に集団的自衛権的なことに奔走してるのだと思いますが)、虎の威を借りて、というか虎の威に守ってもらうために、はるか遠くの主権に喧嘩を吹っかけてる場合じゃないと思うし、自分がISISだったら非常にムカつく気がする(笑)

 

むしろ「国際的な信用」という名の欧米依存主義に駆られている安倍政権を「特定の勢力の気分を害する政策をやればテロが起こるからやめろ」と批判するほうが、テロに巻き込まれるリスクが減る方向に作用するのではないでしょうか。

資本主義が機能しなくなり資源も枯渇してる非常にキナ臭い今の世界情勢においては、遅れてグローバル主義に目覚めてる場合ではなく(経済的にも軍事的にも)、今こそ日本人の村八分力を発揮するべきなのではないかなーと。

 

冷戦中は、世界の平和を!とかのんきな事を言わせてるほうがむしろ都合が良かった。今はもう、日本に地政学的価値はないし、経済も自らボロボロになって利用しがいもなくなってきて、日本を守る価値も無くなってきている。

自分の身は自分で守らなくちゃいけないし、いわんや、他国の争いごとに構っている場合ではたぶんない。

 

そもそも世界に平和とか言って自分を守ってほしいだけの偽善からは、腐臭しか漂ってこない。クソコラとかふざけて笑ってる国民。おそらく、生身の怒りが、苦しみが、世界が怖いのだ。だから、積極的平和主義とか言ってふざけるしかない。

 

イスラム原理主義に走った日本の若者や、生身の世界に身を置く人質となったジャーナリストの人達は、そんな日本の腐臭に嫌気が差して飛び出した人達なのかもしれない。